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2017.08.01
7月26日(水)に人材マネジメント強化事業の2つの柱の1つである、
全3回セミナーのうち、第1回目のスタートアップ講座を開催致しました。
『「花一輪」~社員の成長が会社の成長』
基調講演に山口県柳井市を中心に、もともとのメインであった水産業から、仕出し業やブライダル業、レストラン業と様々な事業展開を行っている、
株式会社フジマ
代表取締役 藤麻 一三 氏
にお越しいただき、お客様に花一輪そえるような、おもてなしのサービスを自分の判断で行えるスタッフの育て方や社長としてのスタッフとの関わり方等、お話しいただきました。
中でも印象に残っているのが、スタッフがお客様に対して花一輪のサービスを行うように、社長である藤麻氏が、スタッフに対してどんな風に花一輪を添えることができるのかを考え、実行し、それこそが社長の役割であると考えていらっしゃるということ。
そういったことを重ねることで飲食業界は入れ替わりが多いと言われる中、(株)フジマでは500名近くいるスタッフが3年間誰も辞めなかったという時期があったそうです。
人づくりが会社づくり。
スタッフが自ら考え、行動できる環境を提供することでお客様に還元でき、(株)フジマは地域に愛される企業であり続けます。
といった内容をお話しいただき、質疑応答を含め、あっという間の80分でした。
質疑応答が出ないことも想定していましたが、質問も多々あり、充実した内容の講演となりました。
後半は、中原水産(株) 中原氏・(株)丸タカ 久留氏・(有)玖子貴 下吹越氏の3名にお越しいただき、自社の取り組み事例などをお話しいただきました。
やはり、藤麻氏のお話でもあったように、3社とも方法は違えど、スタッフとのコミュニケーションをきちんととっていらっしゃいます。中でも、玖子貴ではコミュニケーションが苦手なスタッフもいるから、SNSなども活用しているという、時代の流れに合わせたコミュニケーションを図っていらっしゃいました。
コミュニケーションはやはり経営理念や会社のビジョンを共有するために必要不可欠であり、そこがきちんと理解できていれば、スタッフはその中で何がやれるのかを考えて行動できるということです。中原水産ではスタッフが “枕崎”から出たことがない人、逆に日本・世界を舞台に営業活動を行う人と2種類いて、それぞれが中原水産の社員として、その枠の中で何ができるか考えて行動しているとのことでした。
また丸タカの取り組みとして、社員が誇れる会社であるように、ということころを重視し、社長自らがスタッフと一緒に現場で汗を流し、想いを共有しているようでした。
皆様のお話を聞き、社長とスタッフがコミュニケーションをとれていることが魅力的な職場づくりの第1歩だと感じます。
基調講演、パネルディスカッションともにとても参考になるお話を聞かせていただきました。
ご登壇いただきました、藤麻氏、中原氏、久留氏、下吹越氏、皆様改めて本当にありがとうございました。
次回第2回のセミナーは10月11日(水)です。
情報はまた更新いたします。
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